炭酸ガスの検知機には記録計が内蔵されており、リアルタイムで記録・保存が可能となります (測定値範囲:0〜2,000ppm)。
また、それ以外に指針メーターが500ppm を超えると自動的にランプが点滅しブザーが鳴り、誰にでも瞬時にその結果が分かるように 工夫してあります。 ※尚、過去のデータより分析した結果、その測定値が500ppmを超えるかが一つの目安となり、 それを超えMax2,000ppm になると、当該検出箇所が漏水の発生原因及び雨水の浸入口として疑わしき箇所と判断できます。
水漏水源に使用する炭酸ガスの主な特性を以下に示します。 ・他の気体と比較して比重が重い(空気の1.5倍) ・隙間中での浸透速度が水の10倍、封水状態でも伝播可能 ・無色無臭・不燃・不活性ガス 本装置で診断源に用いているCO2(炭酸ガス)は、空気中の主要成分の1つであり、 またこの使用にあたっては 労務安全衛生上、長期安全が許容されている程度の微量の もので、人体に影響を与える恐れはありません。